走れ!T校バスケット部 (松崎洋)

  • 2008/06/09(月) 00:00:41




(本の内容)

バスケットの強豪高であるH校に入学した陽一。
しかし、部内の陰湿なイジメによりやむなく転校を決意する。
転校先の都立T校はバスケットの弱小校。
失意のどん底で二度とバスケットなどしないつもりだった陽一だが、T校バスケット部の
輪に入っていった。

近所のTSU○AYAで全く知らない作家の作品が2作も並んでいたので気になっていました。
それがこの「走れ!T校バスケット部」とその続編である「走れ!T校バスケット部2」でした。
その後、しんちゃんの感想で面白そうだと思ったので読んでみました。

とにかくT校バスケット部員が個性的すぎます。
圧倒的なスピードで相手を振り切るプレイが魅力の"メガネ"。
チーム一の長身でセンタープレイヤーの"のぞき魔"(牧園という苗字を逆さまに読んだもの)。
まるで相撲取りのような巨漢ででーんと運動量はないけどゴール前にそびえ立つ健太。
彼らのプレイが本当にマンガ的で夢中になり一気に読めました。

ただツッコミ所が多いのが欠点でしょうか。
あまりにも夢物語すぎてご都合主義的展開はよしとしましょう。
ただ部員である俊介の一連のエピソードは正直いらないと思ったし、部員たちのその後も
わざわざ書かなくても良かったと思います。
他にも瑕がありますが、T校の部員たち、そして彼らを囲むキャラクターが放つ圧倒的な
パワーが魅力的な物語です。

部活動でスポーツ(特にバスケット)をしている中高生の皆さんでしたらきっとこの小説の虜と
なるでしょう!

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この記事に対するコメント

おかしなところはあるし、構成にも難があって、文章もへたっぴ。
でも変な勢いがあって、これが面白く読めてしまう。
欠点が可愛げに思えてしまうから不思議でした。

>しんちゃん
読んでいるうち何度も異物がのどにはさまったようにつっかえるのですが、
それをものともしない勢いがこの小説にありました。
それもこの本の魅力なのかもしれませんね。

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