実験4号 (伊坂幸太郎×山下敦弘)
- 2008/05/31(土) 23:48:14

(本の内容)
舞台は今から100年後、温暖化のため火星移住計画の進んだ地球___
伊坂幸太郎「後藤を待ちながら」
火星へ行ってしまったギタリスト後藤の帰りを待つ、バンドメンバーの柴田と桑原。
彼らは過去の遺物になってしまった音楽、ロックンロールを演奏する時代遅れな3人組だった。
ある日、柴田と角倉は100年前に存在したロックバンドの記事を手にするが…。
山下敦弘「It's a small world」
小学6年生のアビちゃんは、明日の卒業式を最後に、地球を離れ火星へ旅立ってしまう。
全校生徒3名の小学校を舞台に、校長兼教諭のシマ子先生や謎の用務員・小田斬らと過ごす、3人の子どもの“最後の2日間”。
山下敦弘がCGを織り交ぜながら、彼らのやさしい息づかいを淡々と描き出す。
まず伊坂さんの「後藤を待ちながら」の感想から。
何でしょうか。はっきりいって物足りなく感じました。
確かに分量がとても少なかったですが、内容的に他の伊坂さんの短編に比べても薄く
感じました。
あくまで「The ピーズ」というバンドをリスペクトした作品でしたであって語り口調は
いつもの伊坂作品ですが、今回はいつもの切れ味ある展開など伊坂さんらしさを
あえて封印しているように見受けられました。
一方で映像作品である「It's a small world」はとても満足できました。
子供たちのあの遊びは監督が考案したのでしょうか。
未来ということもあってコンピュータが発達しているのに関わらず、一昔前のように外で
無邪気に遊ぶ子供たちの姿にほんわかしました。
そんな子供たちを見守るどこか投げやりだなシマ子先生と、
ちょっぴり可哀そうな扱いをされる小田斬の存在も忘れてはいけません。
そしてシンプルだけど気持ちが篭ったアビちゃんの最後の一言が心に響きました。
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「実験4号 後藤を待ちながら」伊坂幸太郎
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- From: しんちゃんの買い物帳 |
- 2008/07/06(日) 21:42:17
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この記事に対するコメント
半端もんですがTBです。よろしく。
そっか、心に響いたのか。ちぇっ。
>しんちゃん
何度も言うように見ないと雲泥の差になるよ。
あのシーンはとてもよかったなぁ〜