MAMA (紅玉いづき)

  • 2008/03/06(木) 14:18:35




(本の内容)
海沿いの王国・ガーダルシア。
トトと呼ばれるその少女は、確かな魔力を持つ魔術師の血筋・サルバドールに生まれた。
しかし、生まれつき魔術の才には恵まれなかった。
ある日トトは、神殿の書庫の奥に迷い込んだ。
扉の奥から呼ばれているような、そんな気がしたから。
果たしてそこには、数百年前に封印されたという<人喰い>の魔物が眠っていた。
トトは魔物の誘いにのった。
魔物はその封印から解き放たれ、トトは耳を失った。
そして、強い強い魔力を手に入れた――。
これは、孤独な<人喰い>の魔物と、彼のママになろうとした少女の
儚くも愛しい歪んだ愛の物語。

家庭でも学校でものけものにされ、一人ぼっちだったトトが恐ろしい魔物と出会います。
危ない! 食べられちゃうよ!!
だけど魔物は封印されたまま動けません。
魔物の封印をといたトトは代償として耳を失ってしまいます。
しかし、その代わりに得た能力、そしてトトは魔物<ホーイチ>のママに!?

トトは力をうまく利用し、やがて王国の外交官となります。
徐々に国の中で重要な立場になってくるトト、そんな彼女に魔の手が。
しかしトトには心強い味方・ホーイチがいて彼女を守ります。
どことなくぎこちなかった二人でしたが、徐々に年月とともに絆を深めていいます。
トトはやがて孤独な闘いを続ける王女・ティーラン、
そして武者修行中で熱血漢のゼクンと出会います。

出会いがあれば別れもある。
ラストは目が潤みっぱなしになること間違いなしです。
そして、別れの後にまた新しい出会いがやってきます。

次に「AND」
「AND」は「MAMA」を補完する話です。
盗人稼業をするダミアンと占い師ティーラン、血の繋がらない兄妹の物語です。
ある日、ダミアンはガーダルシアのある高貴な女性の寝室へ盗みに入ります。
そして赤い耳飾を見つけます、しかし___

後にガーダルシアで恐れられた<人喰い>の魔物がアベルダインと呼ばれていた頃の話、、
そして○○○○の成長した姿が…!?

正直、「ミミズク」ほど読んでいてこみ上がってくるものがありませんでした。
しかし、著者があとがきでおっしゃっている通りこの物語には愛が満ち溢れています。
母子愛、兄妹愛、夫婦愛、そして作者の登場人物に対する愛が。
「ミミズク」より読後の余韻があり、心に残りました。

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「MAMA」紅玉いづき

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この記事に対するコメント

ちーす。
雑誌で読んだときよりもぐいっと引き込まれました。
なんといっても「AND」が良かったです。
これを読むことで「MAMA]が完結したと思いました。

>しんちゃん
こんばんはー
「MAMA」で残った謎が「AND」でうまく解けていましたね。
紅玉先生の更なる活躍を期待しています♪

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